新之介文庫だより

2009年8月28日
小説「和の心にて候(2)」は14頁まで進みました

文庫長の佐々木です。
     
    小説「和の心にて候(2)」は14頁まで進みました。
    
 富士山の頂上と同じくらいの高地、ヒマラヤの国際都市。
  青年の一人、小松が見た、叔父さんにそっくりの
    現地の店の主人の顔。
    「前世の縁(えにし)」ですと、僧は微笑んで頷く。
 一方、東京品川の兵衛は弟子たちと。
  仕事は早々に切り上げて、温泉地 熱海に。
    芸者は、熱海一の名妓 松橋を指名。
    松橋の舞。なぜ兵衛は指名したか。
  芸の世界が持っている、静かな激しさ、
       柔らかな厳しさ、形の美しさが ここに。
   茜さん、一緒に来てよかったですね。


2009年8月28日