新之介文庫だより
2017年12月11日
近詠・句歌都々逸Ⅻ
平成は 後1年半 月明り
激辛の 煎餅パクリ・・・
究極の 建築の技 願に在り
またも冬 いつまで続く 霜の道
忖度を 重ねて築く 歴史かな
設計の 楽しさに会い 逢いに行く
野仏に 花を手向けて 仰ぐ嶺
設計は 親の歳まで なぞる夢
楽しみは スルメピーナツつまみにし 黄昏時にビール呑む時
「ねぇ〜何時逢えるの〜」一年待たせて未だ来ぬ便り 別のお人を見つけよか
お酒飲んだらメールはダメよ 誤送迷送認知送
今日明日も 生きる証と 月の華
新月に 祈りとどけと 夕紅葉
紅葉にも それぞれの色 野に山に
咲き落ちる 気配面影 白椿
待つまでも なき初時雨 恋の唄
山並みの 向こうは雲か 初嵐
楽しみは エビ煎ピーナツ 冬ビール
今日はまた 我の命日 バースデー
創造に 見果てる夢を 託しけり
2017年12月11日