新之介文庫の佐々木です。 水晶殿の前に立ち、相模の風光を眺望する時、 この建築は大気の中で、呼吸をしているのではないか。 宇宙船のような円盤型の造形、 巨大なホタテ貝が口をあけたような形・・・・ これは、水晶殿を創造した人物の思想、そして精神を具現した験(しるし)。 昭和29年(1954)この建築の構造は、当時としては類例のないものであった。 まさに「用の美」の極致。
最新記事