新之介文庫だより
2011年8月18日
『水晶殿』-5 モダニズム
新之介文庫の佐々木です。
二十世紀に入ると、ヨーロッパの建築の分野では新しいものを求め
大きな運動がおこった。
それが近代主義建築・・・モダニズム建築。
新しい素材(鉄・コンクリート・ガラス)の開発により世界に広まった。
しかし五十年以上経過した現在では、老朽化し取り壊されているものが多い。
保存の難しさがここにある。
水晶殿は優れたモダニズム建築である。
その類を見ない造形と構造、装飾性を抑えた品の良いデザイン。
しかも今も生きている。
このままでいいのか。
ページは、水晶殿の謎に更に入って行きます。
(写真 熱海瑞雲郷 右下「水晶殿」 左上「MOA美術館」 提供MOA商事)
2011年8月18日