丹波沓茶碗 銘「漆々」(しちしち)
始めて腰高で口辺が開いた形に挑戦した。
窯入れの前まで少し緊張感のない姿だと思っていたが、豈はからんや、窯から出てきたのは、焼き締まり自然釉を纏った美しい容姿だった。
我は今年「喜寿」の祝い。 我が思いを一碗に観て「漆々(しちしち)」漢数字の77と名付けた。
粗茶一服差し上げたくなる理想的な沓碗となった。
ズッシリ重い。
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