イベント情報
三島御寮ネットワークの佐々木です。
10月18日(日)の第二回「水晶殿ヒストリー」に参加下さいます皆様にお知らせ致します。
当日の講演の後、通常は非公開となっているMOA美術館茶の庭にある茶室「樵亭(しょうてい)」を特別に拝見できることのなりました。
参加者の方を3グループに分けさせて頂き、講師の太田新之介先生による解説で見学して頂きます。
樵亭: 備前池田藩の筆頭家老、伊木忠澄(1818〜1886)は、晩年三猿斎と号し、茶の湯三昧の余生を送りました。本茶室は岡山の荒手屋敷に設けられた20余の茶室から「大爐の間」と呼ばれた茶席を移築したものです。
「樵亭」の名称は、この茶室の襖絵に伝 本阿弥光悦作「樵夫蒔絵硯箱」(重文、MOA美術館所蔵)に見られる粗朶を背負い山路を下る樵夫の図様と酷似した図が描かれているのにちなんで名付けられました。
(写真:MOA美術館HPより)
太田先生は、茶室は世界に類を見ない究極の日本建築といわれています。
茶の湯の文化の中で暮らしている日本人の古里のような建築を堪能でき一日となると思います。主催する私たちも楽しみです。
【水晶殿ヒストリー】第1回「絶景を楽しむ珠玉の建築」は、9/27開催されました。
当日は、多くの皆様においで頂き、改めまして御礼申し上げます。
講師の太田先生が、この小さくて巨大な建築物「水晶殿」にどうして関わる事になったか、
そして、先生が建築家を目指すきっかけとなったのは、何んだったのか。それは三つの建築によるとのこと。
一つは、本日の会場である「水晶殿」
更には、犬山市にある、国宝の茶室「如庵」、 そして伊勢神宮・内宮「正殿」
そのなかでも、ここ水晶殿は、造営主が昭和29年にわずか3ケ月の工期で造営し、その後小規模の修理を経て、平成になっては、講師である太田先生の設計監理により約7年の歳月を掛け「平成の大改修」を行っております。
その設計に至るまでの不思議な縁をお話されました。
創建当初から、ここ水晶殿はパワースポットといわれる所です。
この建物の建設の目的は、眺望のためだけに作られたと言う、稀有の存在と言えます。水晶殿からの眺望は、世界中のどこよりも、もちろん熱海中どこを探しても、ここに勝るところはなく、唯一の絶景スポットでもあります。
今講演のアンケートを頂きました。
皆様、講師のお話に釘付けになり、建築の存在の重要さを考えられたようです。主催者の私たちも改めて水晶殿のことを学ぶことができました。
先生、有難うございました。
今回おいで下さいました方はもちろん、次回から参加頂く方にも、講師のお話とセットでこの眺望の素晴らしさを体験されます様、あらためてご案内いたします。
何度でも訪れたいと、思える場所「水晶殿」です。是非お出かけください。
【水晶殿ヒストリー】は、お申し込みを承っております。
第2話 「世界的なモダニズム建築」 10月18日(日)
第3話 「岡田茂吉翁の構想」 11月29日(日)
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申し込み先:新之介サロン
・メールアドレス
・電話 090-9336-5652(佐々木)
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どうぞよろしくお願いいたします。