イベント情報
2014年12月12日
やきもの
1ヶ月ほど前からやきもの作りをしています。
12月20日から25日まで窯詰めをします。
26日からいよいよ窯焚きです。
今年は色々な都合で、夏に窯を焚かず、正月休みの一週間ということになりました。
私は来春の茶事に向けて幾つかの茶道具をつくりました。
茶入、茶碗、花入、香合などですが、今回は初めて萩焼に挑戦します。
萩焼は山口県萩の有名なやきもので、「一萩、二楽、三唐津」といわれるほどお茶の世界では珍重されているやきものです。また「萩の七化け」といって、使っていると、色や景色がいろいろに変化するため、茶人に好まれてきたものです。
先日、素焼きをしたものに釉薬をかけるため、窯のある富士川の工房に行きました。
萩の釉薬作りは中々難しく、陶芸家の佐々木泰男さんが調合してくれました。
まあまあの掛け具合だったと思います。
やきものは最期の火の洗礼を受けてやきものとなります。
窯の周りにうず高く積まれた薪をみて、木の恩恵を受けている自分を思いました。
窯詰め、窯焚き、窯出しと正月休みは返上のようです。
いつもながら、陶友の市川武さんが同行、先導してくれています。
仲間10人にも恵まれて有難いことだと思っています。
次の茶事に使えるものが出てきますように、と、初詣のお願いになりそうです。
2014年12月12日