佐々木です。

今年も梅干しの季節が巡ってきました。

「梅干イベント」といっても催しではなく、恒例行事のようなもの。

とはいってもこれは私ではなく、新之介さんです。

新之介印の「樵隠梅干」はとても美味しく、いろいろな方から所望があるようです。

２０年前には９０キロも作っていたそうですが、現在は自家用と親しい方に差し上げる分くらいとか。

毎年作り方を教えてとの要望があるようですが、もう教えないとのこと。

理由は「必ず失敗する」から。

何しろ天然塩８％＋（秘伝）＋赤紫蘇といいます。教えても必ずカビが生えてダメにしてしまうそうです。

しかしタコ焼きみたいに、天日に梅をひとつひとつひっくり返して、愛情満点。

ちなみに新之介さんは、禅寺再建の仕事についていた頃、教えられた朝の儀式が続いているようです。

朝食前に湯呑に梅を一粒、ひとつまみの砂糖を入れ、熱いお湯を注ぎ、果肉をほぐしながら飲むというもの。

それでエネルギッシュなのか･･･。

今年の梅干がたのしみです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

写真　　去年の梅干作り

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