新之介文庫だより
文庫長の佐々木です。
句歌集「於八於五」は
7月15日発売以来、まもなく1ヶ月を過ぎようとしております。
すでに読んでいただいた方もおありと思いますが、いかがでしょうか。
それぞれ、いろんな情景を、想像したと思います。
今回は、「和の心にて候」グループ代表の長津さんが、多くの方から頂戴した感想の中
から、お二人の方の文章をご紹介いたします。
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最初に、静岡市在住の作家の方から、こんな有難い感想を寄せていただきました。
素敵な体裁で新鮮な驚き。それに比べ自分の本は、野暮ったいつくりで
何だか先を越されたような気がします。
「於八於五」を読むと、盗みたい感性がチラホラ、いいですね。
句歌や散文も、批評・解説も、まぎれもない一個の文芸作品であるという持論が
実証されていて、我が意を得ました。
[ 80歳を過ぎた方の、60歳ちょっとの若造への励ましが感じられ、嬉しい限りです。]
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次は、岐阜市在住の学校経営者で、子供たちへの教育に造詣の深い女性からです。
自分も、年に1、2度 和歌を詠むが、太田さんの和歌には、とても楽しませて
貰いました。赤松さんの俳句は、赤松さんだけの句集を是非読みたいと思う。
心惹かれる句がたくさんありました。本の表紙の赤不動は、さすが。
『未だ知らずの運命』が大きく花開かんことを祈ります。
11月29日にMOA美術館 能楽堂の祭事「和の心にて候」でお目にかかれる
ことを、楽しみにしています。
[歴史の宝庫といわれる、岐阜に住む方の温かい眼差しに感謝です。]
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他にもいろいろな反響をお寄せ頂きましたが、私自身も、
この出版がユニークなものであることを再認識させて頂きました。
本屋さんに並んでいる所を想像すると、さぞ目立っていることと思います。
赤不動はそんな目をして読者を見つめています。