2008年6月19日
日本語
大和なる御国の美(うま)し言の葉は
古き思いを照らす鏡と
日本の言葉の美しさは比類なきものといわれています。それは気候風土によって培われ磨かれてきたものと考えられます。
海、山、空、森や林、川や湖、四季などの自然のなかから生み出されてきた言葉だからでしょう。
先人は、自然の営みの中に身を委ね、繊細な事象の変化を言葉にし、その思いを伝えてきました。
祖国とは国土や国籍ではなく、ものごとを思考する言語にあると思っています。
日本語でものごとを考えている私は日本人です。
2008年6月19日