イベント情報
【水晶殿ヒストリー】第2話 「世界的なモダニズム建築」 は 10月18日(日)開催されました。
当日は、多くの皆様においで頂き、主催者といたしまして、改めまして御礼申し上げます。
今回の講演会は、椅子席で行われました。
日本人とは何を指して、日本人と言うのか。
生まれ、国籍、住まい、それとも・・・。
日本人が世界に誇れるものは何か。
建築物がどのような目的で作られ、そして再生されていくものとは何か、消滅して行くもとの違いとは・・・。
講師は講演の中で、後世に残る建築には心がある、その一つが、ここ水晶殿である、と。
様々な疑問に対する講師の考えをお聞きし、なぜここ「水晶殿」でお話しされたのか、第2話まで進むと、だんだんわかってきました。
水晶殿は単なるモダニズム建築の域を超えているとも・・・。
そして水晶殿は「モキチズム建築」と呼べると。
造営主の見識の深さは文化と言う財産を、現代に伝えて生き続けています。
お会いしたことのない私たちのそばに、今でもおられるような、そんな事を想像してしまいました。
講師の独特の語り口で、興味の尽きない話題が満載で、あっという間に終わってしまいました。
改修工事に携わった方たちも、当時を思いながら、じっと聞き入っていました。
講演の後、通常は非公開となっているMOA美術館茶の庭にある茶室「樵亭(しょうてい)」を美術館のご厚意により、特別に拝見しました。
講師による解説で見学して頂きましたが、太田先生は、茶室は世界に類を見ない究極の日本建築で、縄文時代からの先人の記憶が継承されているといわれました。
参加者の皆様から「とても良いお話でした、感動しました」と、お褒めのことばを頂きました。
(図:樵亭内部スケッチ 太田先生画)
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「樵亭(しょうてい)」の名称は、この茶室の襖絵に
伝 本阿弥光悦作「樵夫蒔絵硯箱」(重文、MOA美術館所蔵)に
見られる粗朶を背負い山路を下る樵夫の図様と酷似した図が
描かれているのにちなんで名付けられました。
夕暮れ近くなりましたが、皆様熱心に拝見されておりました。
(撮影:及川博文)
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先生、有難うございました。
今回おいで下さいました方はもちろん、次回から参加頂く方にも、講師のお話とセットでこの眺望の素晴らしさを体験されます様、あらためてご案内いたします。
何度でも訪れたいと、思える場所それが「水晶殿」です。是非お出かけください。
【水晶殿ヒストリー】は、お申し込みを随時、承っております。
第3話 「岡田茂吉翁の構想」 11月29日(日) 13時受付
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申し込み先:新之介サロン
・メールアドレス
・電話 090-9336-5652(佐々木)
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