新之介文庫だより
新之介文庫の佐々木です。
出版したばかりの『伊勢神宮』に感想など、ご高評が寄せられています。
嬉しく有難いことです。
これから文庫に寄せて頂いたものをご紹介させて頂きます。
まずは新之介さんのお友達?の謎めく妙齢のご婦人からのご感想から。
また続きを書いて下さるそうです。
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『伊勢神宮』素敵です! 松下さとみ
太田新之介さんを本にしたらきっとこんな感じ!特別装丁版の小口も黒!すごく素敵!
あの色は、なんて名前で指定したのでしょう。黒橡かな。トートバッグに入れて持ち歩いたら、新之介さんを持ち歩いているみたいです。
はじめに「はじめに」を読んで、一気に「おわりに」に飛んで、まずは新之介さんが持った疑問に同調しました。瓦解って、建築家が使うとぴったりの言葉です。そして、「伊勢神宮創建の謎」を読んで驚くことばかり。
あの縁結びの神様が…。
謎はまだまだ続くので、この夏は新之介さんを持って、千三百年の謎を一緒に旅することになりそうです。
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写真は青森県「三内丸山遺跡」の縄文時代の木造建築柱穴群。土中に木の柱を挿す「掘立式」で伊勢神宮の諸殿は造られています。
著者は10数年前、天皇皇后両陛下がお立ちになった「第50回全国植樹祭」のメイーンステージ「天城の森・お野立ち所」の設計で、この縄文時代の工法を用いました。何千年も継承されてきた日本人の優れた記憶です。