新之介文庫だより
2014年6月9日
『水晶殿改修記』-了
新之介文庫の佐々木です。
50回続いた『水晶殿改修記』も最終回となりました。
これまでお読み頂いた皆様に心からお礼申し上げます。
水晶殿改修計画が始まる頃から、建築家太田新之介と一緒にやって参りました。
工事が完成するまでの5年間は、とても充実した日の連続でした。
多分、太田もそうだったと思います。(?)
完成後、大勢の方が力を合わせた姿が記憶に残っています。
太田は「造営主の意に沿っただろうか」と未だにつぶやいています。
造営主の偉大さに今更ながら頭が下がります。
水晶殿は関係各位のお力で長く後の世に伝えて頂きますようお願いします。
平成24年6月5日に県土木事務所による完了検査があり、同月11日 静岡県建築主事による建築基準法第7条第5項の規定による
「検査済証」が発行されました。ここに法的完成が成ったことになりました。
施主の建設委員会、担当者チームの皆様、施工の竹中工務店、日管の皆様、その他協力会社始め関連工事の皆様には厚くお礼申し上げます。
当事務所は太田、尾林ほか7名のメンバーが担当しました。
出来上がった水晶殿に入った感激は生涯忘れることはないと思います。
これから太田と共に「Sのプロジェクト」の実現に邁進して参りたいと思っています。
皆さまのご健勝をお祈りし、この改修記を了とさせて頂きます。
有難うございました。
写真 上 完成した水晶殿
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2014年6月9日